結婚式スピーチドットコムのshouseです。
今回は、親族代表の謝辞として新婦の母親の挨拶です。
本日は○○さんと◎◎の結婚披露宴にご列席頂き、
まことにありがとうございます。
新婦、◎◎の母でございます。
○○さんと◎◎は、本日こうして夫婦となることができましたが
これもすべてご列席いただきました皆様のおかげでございます。
また、○○様ご夫妻にはご媒酌人と致しまして、
○○、◎◎両家の間で大変お世話になりました。
まことにありがとうございました。
○○さんと◎◎は、皆様から賜りましたご祝福を心に刻み、
これから二人で幸せに暮らしてゆくものと信じております。
こうして新しい人生を歩み始める二人ですが、
何分にも二人ともまだ若すぎます。
これからの生活で迷ったり、壁にぶつかることもあると存じます。
その時にはみなさま、どうか二人をお導きくださるよう、
よろしくお願い致します。
二人とも若すぎると申しましたが、先ほどのご紹介にもありましたとおり、
二人はともに二十歳でございます。社会勉強も、まだ二年足らずで、とても
経験が豊富だとはいえません。
娘が結婚したいと言い出したときも、
最初のうちは、私ども夫婦はとても認める
気にはなれませんでした。
主人などは短気をおこして、娘に手を上げたこともありました。
これは〇〇さまご夫婦も同様でございまして、それぞれの家で、
大変な騒ぎとなってしまいました。
これをとりなしてくださったのが、
〇〇さんのお勤め先の店長さんであられます、
〇〇さまでございます。
なかば意地になっていた私ども両親に、
「このままでは二人は駆け落ちもしかねません。
そうなったら二人も、ご両親も不幸になります。
二人はもう結婚する気でいるのだから
二人を信じて、認めてあげたほうがお互いにとって
よいですよ」と説いてくださいました。
冷静になればそのとおりでした。
二人は若いながらも社会人であるし、
経験ならば結婚してからも積めるものでございます。
これまでは子ども扱いしていた二人ですが、
本日からはひとつがいの夫婦でございます。
〇〇さん、◎◎、どうかお互いに助け合い、
末永く幸せに暮らしていってください。
そしてみなさま、どうかこの二人をよろしくお願い致します。
まことにまとまらないものとなりましたが、
あらためて皆様にお礼を申し上げて私の
挨拶とさせていただきます。
まことにありがとうございました。