結婚式スピーチドットコムのshouseです。
前回に続き、結婚式スピーチでの話し方テクニックについてです。
聞き手にスピーチの内容をよく理解してもらうためには・・・
話しのスピードと抑揚・間(ま)のとり方が非常に重要ですね。
1対1とか、ごく少人数での日常会話と違って
大勢の人に聞いてもらうスピーチでは、あまりテンポを早めないように。
話す速度についていけなくなると、
聞き手の関心は薄らいでしまいます。
反対に遅すぎてもまどろっこさを感じます。
日ごろ早口の人は注意が必要ですね。
聞き手にもっとも理解されやすい早さは1分間で200〜300字と
いわれています。
聞き手が退屈してしまうのは、
初めから終わりまで一本調子の話し方、
つまり抑揚がないということです。
どれだけスピーチの内容がよくても、
アナウンサーがニュース原稿を読むような一本調子で、
感情がこもってないのでは、
聞き手に感動を与えることは出来ませんね。
普段の日常会話では自然に抑揚がでるものですが、
スピーチになるとなかなかでてこないものです(不思議ですね!)
嬉しいときも悲しいときも、同じ調子になってしまいます。
「間(ま)」をとることも効果的なテクニックのひとつです。
例えば、「新郎は彼女に、どのような言葉でプロポーズしたと思いますか?」
すると聞き手は「なんて言ったのだろう?」と考え、話し手の次の言葉を待ちます。
この考える間を、十分とってやることが大事なのです。
これを、「新郎は彼女に、どのような言葉でプロポーズしたと思いますか?
実は、新郎は・・・・・」と続けて話してしまっては、
聞き手に考える時間も何もありませんね。
スピーチ上手といわれる人は、
この「間」を効果的に使いスピーチを盛り上げます。
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