結婚式は人生最大のイベント。結婚式のハイライトは二人に贈るスピーチです。結婚式でのスピーチでお困りの方に役立つスピーチ文例をお届けしています。あわせて、暮らしに役立つ情報も発信していきます。
結婚式スピーチドットコムのshouseです。
今回は、新郎の会社の上司という設定です。
冒頭の言葉と結びの言葉は省略してあります。
本日のお二人は、まさに天にも昇る思い、幸福の極みでございましょう。
二人にきりになったらあれをしょう!
これもしてみたい、そうゆう夢を描くことができるのも、
確かに幸福なことかもしれません。
しかしながら結婚とは、実を申しますと、
幸福になるための出発点にすぎないのでございます。
夫婦の幸福とは結果なのでありまして、
つまるところ・・・「終わりよければすべてよし」
これからお二人の愛情を育て、そうして銀婚式、
金婚式を迎えて初めて幸福だと言えるわけです。
私は、新郎の◎◎君が籍をおきます営業部をおあずかりしているわけですが、
営業の仕事も今のお話と全く同じで、集金をすませて初めて仕事は完了、
「終わりよければすべてよし」となるわけです。
ところが若手社員は、注文を取っただけで、
つい全て終わったような気持ちになりがちです。
その点◎◎君の面倒見のよさは部内でも定評があり、
おそらく彼に仕事上のミスをカバーしてもらわなかった
同僚や後輩はいないと言っていいでしょう。
このあたりのお話は、
後ほど同僚や後輩からあろうかと思いますが・・・
かくいう私もつい先日、席でのんびりタバコを吸っておりましたところ、
◎◎君から「部長、今日の2時のお約束、中止になったのですか?」と
言われて慌てて飛び出した始末でございまして。。。
人間、誰しもミスはするものです。
それをカバーするのが思いやりです。
夫婦の間ならなお更のこと、お互いに笑ってカバーし合い、
許し合うようにしたいものでございます。
お二人が思いやりの心をもって、
「終わりよければすべてよし」の夫婦になりますことを願ってやみません。
上司として、仕事に結びつけた格言を使ってのスピーチすばらしいですね!
このような場合の「終わり」という言葉は忌み言葉に当てはまらないと思います。