結婚式でのスピーチ文例と挨拶の心得集です。併せて最新のトレンドニュース・お役立ち情報も配信します。
結婚式スピーチドットコムのshouseです。
今回は、結婚披露宴でのスピーチにおいての
タブーについて考えてみたいと思います。
一般的にタブーは4つあるといわれています。
暗い話
自慢話
内容のない話
忌み言葉
この4つは避けたほうがいいと思います。
暗い話
お祝いの席ですから当然のエチケットですが、暗い話はタブーですね。
例えば、病気、借金、交通事故、倒産などの不吉な話題は当然避けましょう。
「新郎の父上の経営される会社が、かって倒産の危機に瀕したときのことですが・・・」
こんなスピーチはタブーです。
よくあるのは、「お母様は、いまわの際に、○子さんの花嫁姿を見るまでは、
死んでも死に切れないと申されました・・・」
と、声を震わせ、花嫁はたまりかねて泣き崩れる光景も見られますが、
あまり度を越えると陰気過ぎて(心情はわかりますが)誰もよい気持ちはしませんね。
花嫁の瞳をうるませ、会場をしんみりさせる位はいいのですが、
程ほどのところで調子を変え、晴れやかなムードに転換させるスピーチにしたいものです。
自慢話(自分や会社の自慢話、PR)
この自慢話だけはやめて欲しいものですね。
他人の会社の成功話やPRなんて、いくら聞かされても何の興味もありません。
聞かされている人は、早く終わらないかとイライラ、ジリジリとしてしまいます。
私も一度経験があります(友だちの息子さんの披露宴で)
主賓(息子さんの上司)の挨拶でした。
会社の沿革、いかに社会に貢献しているか等、延々と会社のPR・・・
最後に言う言葉が「新郎の○○君は、このような立派な会社に勤められるだけでも幸せ者です。
これからも会社のために誠心誠意頑張ってもらいたい」
この方は、部下の結婚披露宴に必ず出席されていると思いますが、
部下はこの上司を呼びたくないと思っているのでは??
結婚式に呼ばれてスピーチされるかたは、
絶対に自慢話(特に会社PR)しないでくださいね(笑)・・・バカにされますから。。。
このようなスピーチだけは絶対しないでね!!
内容のない話(何を言いたいのかさっぱり要領を得ないスピーチ)
「その時、私が海に行きましょうといいますと、○子さんは山のほうがいいわと返事しました。
それで、山は苦手なのよ、と言いますと、○子さんは、それは本当に山を知らないからだは、といって・・・」
こんな調子でダラダラと話が続きます。
何を話したいのか分らないうちに突然、終わることがあります。
いわゆる「尻抜け」というヤツですね。
テーマがはっきりしないのはスピーチの最大のウイークポイントです。。。
忌み言葉
・絶対使ってはならない言葉・・・死ぬ、離婚、別れる
・離婚や別れを連想させる言葉・・・去る、破れる、出る、やめる、戻る、帰る、
離れる、嫌う、飽きる、冷える、退く、崩れる、砕ける、流れる、落ちる、終わる
・再婚を連想させる言葉・・・再び、重ねがさね、またまた、たびたび、繰り返す、
返すがえす、二度、再度、再三再四
忌み言葉は普段よく使う言葉が多いので、あまり神経質になりすぎると、
スピーチがぎこちなくなりますので、気にしすぎないことですね。
ただ、絶対使ってはならない言葉「死ぬ、離婚、別れる」はやめてください。
タブーはこれ以外にもありますね。
政治・宗教の話、他人の噂話、暴露話、下ネタなどがあげられます。
江川ひろし先生のお話を一部参考にさせて頂きました。
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