結婚式は人生最大のイベント。結婚式のハイライトは二人に贈るスピーチです。結婚式でのスピーチでお困りの方に役立つスピーチ文例をお届けしています。あわせて、暮らしに役立つ情報も発信していきます。
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今日も、勉強させてもらいます。。。聞いてくださいね♪
スピーチが楽しくなった!
20年以上も前のことになりますが、友人の結婚式でスピーチを頼まれました。
「ああ、いいよ・・・」、そう軽い気持ちで引き受けました。
結婚式の当日、司会者に紹介されてマイクの前に立ち、100名を超える列席者の拍手と視線をあびた途端のことでした。
「エ・・・あの・・・その・・・本日は、あの・・・お招きを・・・どうも・・・あの・・・」
足は震え、話は支離滅裂、本当にひどいスピーチでした。
その経験があるため、“おれなんか生まれつきスピーチの才能なんかないんだ・・・”と思っていました。
しかし反面、“堂々と人前で話せるようになりたい・・・”、そう思う気持ちが常に心の片隅にありました。
そんな私の話を聞いた知人が次にように言ってくれました。
「加藤さん、それなら話し方教室に通ってみたら?なんとかなるから。実は私も卒業生なんだ・・・」
「ええ!ほんとですか。では紹介してください!」
あそこに行けばなんとかなる、その力強い言葉が私の背中を押してくれました。
教室ではとても大切なことを教えていただきました。
「スピーチは生まれつきの才能ではありません。話す前に充分な準備をすること。場数を踏むこと。つまり、スピーチに対する努力さえおしまなければ、誰でも人前で話すことができるのです」。
それを知った時は目からウロコでした。
“なんだよ、20年前に知っていたらなぁ・・・結婚式であんなに恥をかかずに済んだのに・・・”
しかし人生、いくつになってもやり直しはきくものです。教室の課題であるスピーチの練習を、声に出し、時間を計って、30回、毎日続けました。
そしてついにその成果を披露する時がきました。
セミナーの司会をすることになったのです。100名を超える人の前で、あがることなく、堂々と話すことができました。セミナーは大成功でした。20年前の自分からは想像もできません。
なによりも自分が変わったな・・・と思うのは、スピーチをおそれる気持ちがなくなったことです。そして人前で話すことの楽しさを知りました。
「話が怖ければ話で直しなさい」
これからも教室で教えていただいたことを実行し、前向きに取り組んでいきます。
(平成18年9月話し方教室修了レポートより一部抜粋)