結婚式でのスピーチ文例と挨拶の心得集です。併せて最新のトレンドニュース・お役立ち情報も配信します。
結婚式スピーチドットコムのshouseです。
きょうは、名言名句を使ってのスピーチを考えてみましょう。。。
スピーチを依頼されて、「何もしゃべることがない」と頭をかかえる人がいますね。
その気になれば、話のネタはいくらでも転がっているはずですが、
材料に困ったら名言名句、ことわざなどをネタにするのもよい方法だと思います。
うまく活用すれば、3分間スピーチくらいラクにこなせるものです。
義理で招かれ、新郎新婦の顔を初めて見るような場合は、
なまじとってつけたようなお世辞を並べるよりも、このやり方のほうがいいと思います。
名言名句、ことわざ、人生訓に限らず、
小唄の好きな人は、小唄の文句からはじめてもいいでしょうし、
川柳、端唄、歌謡曲の歌詞も、使い方次第でくだけたスピーチになります。
スピーチに馴れない人は、
自分の好きな言葉をネタにするのがいちばん話しやすいものです。
気をつけなければならないことは!!
誰でも知っている名言名句となると、使い方に工夫が必要ですね。
あまり有名になりすぎ、ほうぼうの披露宴で用いられている話を、
ことさら麗々しくスピーチするのはNGです。
名句としてよく披露宴で用いられるのは、例の吉川英治さんの「菊の句」です。
”菊作り 菊見る時は 影の人”
”菊根分け あとは 自分の土で咲け”
誰にでも分りやすく、しんみりした情感のあふれる、
まことにお祝いの席にふさわしい句です。
しかし、この祝い句は、かなりたくさんの人が知っています。
これを初めて本などで目にしたときに
”いいな”と思って、いかにも自分がつくったような顔をして話す人がいますが、
こんなことをすると人から笑われバカにされます。
どうしても使いたいと思うなら、出所をハッキリさせたうえ、
句の引用はサラリとすませ、自分なりの解釈、感想などに重点をおいて話すことです。
自分の好きな言葉をネタに、スピーチ内容を考えましょう!!