結婚式は人生最大のイベント。結婚式のハイライトは二人に贈るスピーチです。結婚式でのスピーチでお困りの方に役立つスピーチ文例をお届けしています。あわせて、暮らしに役立つ情報も発信していきます。
結婚式スピーチ・・・媒酌人の挨拶
私の甥っ子結婚式での媒酌人挨拶です。
それではスタート!です。
師走に入り、皆様方には公私ともにご多忙中のところ、○○・○○ご両家の結婚披露宴にご臨席を賜り、
まことにありがとうございます。厚くお礼申し上げます。
私、ただ今、ご紹介にあずかりました○○○○と申します。
新郎の叔父です。
本来ならば、このような高いところから皆様にご挨拶を申し上げるべきではございませんが、
本日は媒酌人という立場上、お許しを頂きたいと存じます。
新郎○○君と新婦○子さんの婚礼の儀は、先ほど、当ホテル結婚式場の、
ご神前におきまして、厳かなうちにも滞りなく執り行われ、
ここに新しいカップルが誕生されましたことを、謹んで皆様方にご報告申し上げます。
それでは恒例によりまして新郎新婦のご紹介をさせて頂きます。
新郎の○○君は昭和**年○○家次男として○○市に生まれ、当年○○才です。
私立○○大学高等学校を経て、○○専門学校○○工学科で、電気回路の理論を学び、
卒業後は○○○○株式会社に入社、現在○○支店に所属し、新鋭のエンジニアとして仕事に邁進しております。
小さい頃は人見知りをする、おとなしい子でしたが、いつの間にか、立派な社会人に成長し、
決して器用な生き方はできないまでも、自分のポリシーを貫く、信念を持って行動する
ビジネスマンとしての姿に、叔父ながらも頼もしさを感じています。
また、スポーツマンで、特に○○ーは、SAJ○○ー検定一級を持っているほどの腕前で、
現在ランクアップを目指してテクニカル○○○○の取得に挑戦中とのことです。
「○○ーで何か、○○君の夢を持っているの!」と聞きますと、
「○○県代表として全日本○○ー技術選手権大会に出場することです」と、
熱っぽく語る彼は、いかにもスポーツマンらしく、明るくさわやかな好青年です。
一方の新婦○○さんは、○○家のご息女でございまして、
昭和○○年○○市にお生まれになり、当年○○才の才色兼備な女性でございます。
私立○○高等学校をご卒業、当時、進学の夢もおありでしたが、一日も早く社会に巣立ち、
自分を磨きたいというお気持ちで卒業と同時に、○○○○株式会社に入社し、○○部○○課に所属され、
現在に至っておられます。
ご自分の進路を、しっかりとお決めになられてからは、仕事に役立つ資格取得にチャレンジされ、
在学中に4種目の資格を取得される程の頑張り屋さんでございます。
また、スポーツも万能で、特に○○○においては中学・高校をとおして活躍され、
県内の○○地区大会において団体・個人ダブルスとも優勝されるほどの 実力者です。
また、部員の面倒見もよく副部長も努められ、選手としての技量だけでなく、
指導者としてのリーダーシップも、いかんなく発揮されておられまし た。
このようにスポーツずきになれたきっかけを、
「小さい頃、水遊びが大嫌いな自分を両親が心配してスイミングプールに通わせてくれたお陰です」と、
おっしゃっておられました。
こういうお話の中にも、親子の情愛と共に、○○さんご本人の謙虚さが感じられます。
先般、拙宅へ結婚の挨拶にお見えになられたとき、はじめて○○さんにお会いしましたが、
私も家内も、ひと目お姿を拝見したときから好印象を抱きました。
ご覧のとおり○○さんは、とても美人で可愛い女性です。
いえ!それ以上に話し方の優しさ、思慮分別の深さ、立ち居振る舞いの奥ゆかしさです。
ご両親 の、ご薫陶のよろしさが伺われる、まことにしっかりしたお嬢様、
甥には申し分ないお方と、もろ手を挙げて媒酌人としての大役を引き受けさせて頂いた次第で ございます。
さて、お二人の出会いでありますが、
○○年○月、新郎の社内○○ー同好会が企画した○○ーツアーでした。
その後、1年間はグループの仲間としてお付き合いをしていたのですが、
昨年の○月、○○君がはじめて○○さんをデートに誘い、
翌月から本格的に交際 がスタートしたと聞いております。
その後は、共通のご趣味である○○ーや○○○を通して、お互いに愛情と信頼を深め合い、
今日のこの佳き日を迎えることと なりました。
お二人に、特に新郎○○君に申し上げます。
昔から「男は結婚して一人前」と申しますが、○○君は何も今日から一人前になる訳ではありません。
ようやくその道への第一歩を踏み出したところです。
これからの、更なる努力と勉強、○○さんとの協力と二人の深い愛情があってこそ、
一人前の、立派な家庭が築けるというものです。
その道は長く、険しいものではあるかも知れませんが、○○君、○○さんと手に手を取り合い、
一生懸命に進んでいってください。
二人でひとつの家庭を構えているという責任感と、お互いの信頼、思いやりさえ、なくさなければ、
どんな困難も必ずや乗り越えていけるものです。
そし て、両家・親族一同はもとよろ、今日ご列席頂きました皆様方が、あなた方を見守り、
幸せを信じていることを忘れないでください。
ご列席の皆様にお願い申し上げます。ただ今、申しましたように、まだ人生経験が浅く、
世間慣れしないところも多い二人ではありますが、これからも 益々精進して、
人さまに恥ずかしくない生き方をしていくつもりですので、どうか今後なお一層のご指導、
ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
本日はご多忙のところ、二人の門出を祝うために、ご列席頂きまして、誠にありがとうございます。
万端不行き届けで、至らぬ点も多々あろうかと存じますが、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げ、
高いところからではございますが、媒酌人としてのご挨拶に代えさせて頂きます。
このスピーチ時間は、ちょうど10分です。少々長いですが・・・
参考にしてくださいね。