結婚式は人生最大のイベント。結婚式のハイライトは二人に贈るスピーチです。結婚式でのスピーチでお困りの方に役立つスピーチ文例をお届けしています。あわせて、暮らしに役立つ情報も発信していきます。
結婚式スピーチドットコムのshouseです。
今日は新郎の親友(幼なじみ)のスピーチです。
スピーチのポイント
幼なじみといっても記憶が鮮明に残っている
時期や印象的な事柄は当然違いますね。
無理に昔話にこだわらず、
自然体で友人として新郎新婦を祝えば良いと思います。
このスピーチの内容は、新郎との偶然の再会と、
それを機に紹介された新婦の印象などを交えて
過去から現在につないでいます。
久しぶりに東京に出てきて舞い上がっているうえに、
こんな盛大な場所でお話しすることになり、地に足がついておりませんがお許しください。
私は○○君とはおむつをしてヨチヨチ歩きをしている頃からの友人です。
たぶんお互いにとって、生涯初めての友だちではないでしょうか。
その後、幼稚園、小学校、中学校と同じ学校に通い、高校から別々の道を歩むことになりました。
家が近いので顔を合わせることはあっても、小さい頃のように一緒に遊んだり、ゆっくり話をする機会は減っていきました。
そうやって学生時代がすぎ、社会人になり、数年過ぎた昨年の夏のことでした。
関西から出張に来ていた私は、帰宅途中の○○君と新横浜のホームでバッタリ再会したんです。
あの時は、本当に驚きました。
時間があったので喫茶店で30分ばかり話をしたのですが、
そのとき「こんど田舎に帰ったとき、彼女を紹介するから」と彼が言いました。
その彼女とは、今隣に座っている新婦の○子さんです。
都会生まれの都会育ちなのに、初めておいでになった
私たちの田舎でとても大らかに楽しんでくれていたのが印象的でした。
この人ならきっと○○君のいいお嫁さんになるに違いないと、
最初に会ったときから確信していました。
ほんの少しだけ早く結婚した私から、お二人に提案があります。
夫婦円満の秘訣として、もし賛同してもらえるなら実践してみてください。
それは、どんなに忙しくても夫婦の会話を毎日交わすようにすることです。
たとえ就寝前の5分だけでもいいから、
今日あったことや考え方などを話し合うんです。
今は会話をしないことなんて想像もつかないでしょうが、
夫婦というものはたちまち相手が空気のように思えてくる。
すると、自然にコトバが減ってくる。そういうケースが多いようです。
「あぁ まずいな!」と思うようになってからでも結構です。
その時に、私の提案を思い出していただければ幸いです。
でも二人をみていると、そんな心配は必要なさそうですね。
きっと○子さんが上手に○○君を掌の上で転がしながら、
明るい家庭をつくってくれそうな気がします。
どうか末永く、いつまでもお幸せに。
本日はおめでとうございます。
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