結婚式は人生最大のイベント。結婚式のハイライトは二人に贈るスピーチです。結婚式でのスピーチでお困りの方に役立つスピーチ文例をお届けしています。あわせて、暮らしに役立つ情報も発信していきます。
結婚式スピーチドットコムのshouseです。
きょうは、媒酌人の挨拶での心得と挨拶の文例です。
媒酌人の挨拶は、一般客の場合と異なり、
いいたいことだけをしゃべるというわけにはいきません。
やはりその役目柄に応じた内容が要求されます。
媒酌人として言わなければならないこと。
要約すればこの6つとなり、これだけはまず欠かすことはできません。
簡単にすませるのは結構ですが、この順序に従って述べ、
今後ともなにぶんよろしくとお願いして終えると、首尾一貫します。
●媒酌人の挨拶(モデルスピーチ)
【自己紹介】
山田一郎でございます。新郎、田宮三郎さんの職場山田電気産業の社長をしております。
きょうはお二人の媒酌人をつとめさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
【結婚式を挙げたことの報告とお礼】
ただ今、当ホテルの神前におきまして、新郎田宮三郎さんと新婦花子さんの
結婚式がめでたく挙げられました。
謹んでご報告申し上げますと共に、お忙しいところをご出席賜り二人の人生の門出を
お祝いくださいました皆さまに、心よりお礼を申し上げます。
それではここで、新郎新婦の経歴とお二人が結婚することになりました
経緯をご披露申し上げたいと存じます。
【新郎新婦の紹介】
新郎田宮三郎さんは、昭和○○年○○大学経済学部を卒業、同時に山田電気産業に入り、
フレッシュな営業マンとして活躍して今日に至っております。
営 業成績はこの3年間にわたり社内第1位、その王座を他の人に譲り渡したことはないという、
大変なファイトマンで、会社の幹部候補生として、誰からも期待され、
親しまれているホープでございます。
一方の新婦花子さんは、昭和○○年○○短大を卒業、すぐ家庭で花嫁修業に入りました。
大変熱心に生花、お茶、和裁、洋裁と、女性としてのたしなみをひととおりマスターしたあと、
【結婚のいきさつ】
総仕上げとして話し方を身につけようと、去年の夏、話し方教室にお入りになったところ、
そこへ、この新郎三郎君も来て、机を並べて学ぶうちにポッポ とハートの火が燃え始めた、
というわけでございます。
殊に説得の勉強の時は一番前で目を輝かしていたそうでございます。
それからあとは申し上げるまでもご ざいません。
【二人に贈ることば】
こうして好いて好かれてゴールイン、こんな幸せなことはありません。
いつまでも今日のハートの火をたやさないように、こうして、
大勢の方々に祝福されたことをユメ忘れないように、
お二人で頑張ってすばらしい家庭を築いてください。
【お願い】
きょうから、二人が手をたずさえて大海に船出しました。
鏡のような穏やかな海面あり、荒れ狂う暴風あり、
様々な試練が行く手に待ち受けていることで しょう。
しかし、この二人が力を合わせれば、乗り越えることができると思っておりますが、
どうか皆さまも、ふたりの航海を見守りご援助いただければ、こんなうれしいことはございません。
ひとことお願い申し上げ、媒酌人としての挨拶にかえさせて頂きます。
参考にしてくださいね。。。