今日は、子供の才能を伸ばす方法をいっしょに考えてみましょう。。。
小学1年生の子供が学校から成績表をもらつて帰ってきました。。。
そしてお父さんに
「お父さん、見てみて、みんな"1"だよ!」
大いばりで、言ったそうです。
<子供にとって、"1"が一番と思っているんですね。それはそうです、、、運動会だって、野球だって、オリンピックだって、1位が一番ですからね・・・>
お父さんが、通信簿(昔の呼称かも)を見るとほんとうに"1"ばかり並んでいる。その中で体育だけが"5"でした。
この場合、あなたは子供にどういう言い方をしますか?
「ダメだな、おまえって、、、みんな"1"じゃないか。体育なんか"5"とってきやがってどうするんだ、このバカ!体育よりもほかのものを"5"とるんだよ」。
この言い方は「否定禁止型(短所指摘型)」といつて、子供の才能が伸びないそうです。
そうでしょうね。こんな言い方では、子供はやる気を起こさないでしょう。。
逆効果で、子供は「そうかい、こんどは体育も”1”になってやるぞ!」と思うのが関の山ですね。。。
それでは子供が親に、こう言われればどうでしょうか?
「おッ、たいしたもんだな、体育は"5"か。おまえ、"5"なんかクラスで2人か3人しかもらえないだろう。体育が"5"とれるんだから、頑張れば国語だって算数だって"5"とれるゾ。がんばってやってみろ!」。
と言われれば子供も自信がつきます。
「そうだ、体育が"5"とれたんだから、ほかのものもガンバレば"5"とれるかな。やってみるか!」という気になりますね。
次ぎに"1"がいきなり"5"にならなくてもいい。
"2"に上がっていたら、その段階でまたほめてやります。
「この前は国語"1"だったのに、今度は"2"に上がっているじゃないか。偉いな、やればできるんじゃないか。また頑張ってみろ、もっとあがるぞ!」。
と言ってやる。こうすると"2"が"3"になり、"3"が"4"になり、"4"が"5"なり最高のところまでいきます。
ひっとつのものが良くなれば、ほかのものまで良くなる。
この方法が「肯定激励型(長所伸長型)」と呼ぶそうです。
さて、あなたは「肯定激励型(長所伸長型)」それとも「否定禁止型(短所指摘型)」ですか。。。
私には、孫が2人(3.5才と1.5才の男の子)います。孫と遊んでやることや小遣いをやることだけがつとめではありません。
若い親(娘夫婦)が間違った教育をしていれば諭さなければなりません。これも私のつとめですね。。。